夏の鮮魚レシピには苦労する

弱火でじっくり時間をかけて煮込むと、
旨味をより味わえるので、
煮込み料理が特に好きなのだが、
真夏には適さない。

汗がそれだけで噴出し、
旨味どころではなくなる。
料理は、適切な環境で食べることで、
美味さを感じる。

盛夏のレシピは、
できれば冷えていたほうがいいことは言うまでもない。
普通は、刺身を考えるだろうが、
私はあまり生魚は好みではない。
炙りやたたきで食べるという手もあるが、
やはり、夏は食中毒を考える。
熱を最低限加えたレシピがいいと思う。

まずは、切り身の蒲焼き。
蒲焼きと言えばウナギだが、
根魚の蒲焼きはウナギに勝るとも劣らないほど旨い。
うな丼ならぬ、アコウ丼、タカバ丼、カサゴ丼など、
根魚ならどれも食味は最高である。

甘辛く焼いて、
照りが出たところで、出来上がり。
白米に載せていただくと、
とびっきり旨いが、やや熱い。

そぼろ丼も、
それほど温かい料理ではないので、合格だ。

結構いけるのが、醤油ライス。
切り身と玉ねぎを炒めて醤油などで味付けをして、
冷ごはんを入れ、
わずかに焦げ目ができるまで炒める。
冷ましても美味しいので、
しばらく待って食べるとよい。

もっともお勧めなのが、しゃぶしゃぶ。
昆布だしのつゆを熱したお湯に、
薄切りの切り身をくぐらせて、
灰汁を取り除いて、
ダイコンのツマの上に載せていく。

一枚一枚食べるのではなく、
一食分の量を作る。
その皿にラップをかけて、冷蔵庫で冷ます。
食べる時は、胡麻ドレッシングをたっぷりかけると、
これがまた絶妙に旨い。

白身魚なら何でも旨い。
根魚やヒラメ、マダイやヒラマサも旨い。
これは、猛暑の季節には
二日に一度は食べるというお気に入りである。


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鈎作りで面倒だった手間を一つ省いてみた

十二日間連続出船という、
かつてなかったような激務を経験した。

時化の三日も続けば、
フラストレーションが溜まり、
凪の日はいつ来るのかと焦燥感に
苦しめられるのに比べるとずっとマシで、
うれしい悲鳴とも言える状況だったが、
さすがにここまで出船が続くと、
肉体的疲労がピークに達していたらしく、
体全体が熱っぽくなって、
風邪を引いた時のような状態になり、
気分が優れなかった。

相当疲れていたのだと思う。
「過ぎたるは猶及ばざるが如し」である。
これは島に来て二度目の体験だった。

少しでも負担を軽くしようと、
毎日すべき家事や作業は、徹底的にシンプルにして、
無駄を省くようにしてきた。

消耗品である仕掛けは全く変更無し。
鯛玉も鈎もネクタイやスカートに至るまで
材料も色も数もまったく同じものにすることによって、
ああでもない、こうでもないという無駄な思考時間を削減する。

もっとも消耗が激しいのはフックセットで、毎日3セット。
多い時には5セット作る。
「仕掛けはお任せ」というゲストが乗る前日は10セット作る時もある。

鈎をケチっては釣れるものも釣れなくなる。
面倒な鈎作りをもっと簡潔にする為に
チモトにアロンアルフアを付けるという過程を省いてみた。
付ける時間も乾くのを待っている時間も無駄に浪費される。

以前付けないでいると、
たまにすっぽ抜けがあり、大ダイを逃したことが数回あって、
そういう後悔は二度とご免だと、接着剤で補強するようにしていた。

今回、糸の巻き数を増やし、
じわじわと数回締め上げるようにして、
接着剤なしで実釣したところ、
大ダイを掛けても、
ヒラマサを掛けてもすっぽ抜けはなかった。

これで、鈎の作製も
ようやく完成の域に達したようで、
少しほっとしている。


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釣り師というカテゴリーではなくなったようだ

このところ、凪が多く、
毎日のようにまるで職業漁師さながらに
早起きしては沖へ出ている。

釣り師といえば、友人と釣果を競ったり、
大物を自慢したりすることもあり、
それもまた釣りの楽しさだと言えるのだが、
もはや、今の自分にはそのような気持ちはすっかり消え失せた。

それほど大物を沢山釣り上げているということもあるが、
それよりも、いつも同じ道具と仕掛けで
淡々と本命一尾をねらう毎日がすっかり日常となっていて、
なぜ大物が釣れたのか、
なぜボウズだったのかというようなことは、
釣り技や操船技術にもかかわりないことが、
よく理解できるようになったからである。

それは、ひとえに、自然条件によるものである。
釣り師のうちは、
自分のミスが大物を逃す原因となることも少なからずあったが、
今はそれもない。

釣れる釣れぬは、
潮と風まかせの自然次第なので、
本命ボウズというのは免れようがないこともよく理解している。
海の条件が好ければ釣れるし、
そうでなければ釣れないというだけのこと。

既に釣り師の領域を超えてしまったが、
釣りそのものの面白さはいつまでも変わらない。
沢山釣ろうとは思わないし、
長時間釣行の末にようやく一尾という方が、
早々と釣ってしまうよりも、いい釣りだったと思うことさえある。

海の動きを読み、
コンタクトへのスタンバイ状態になったことを察知して、
すぐ魚が掛かるのがとりわけ愉しいと思う。

七、八割程度は読み違えないようになったが、
あと一割は上げられる余地が残っているように思う。
その為には、少なくとも
あと200回程度の出船を重ねる必要があると予想している。


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釣れたり釣れなかったり海は気まぐれ

先日の釣りは、
ゲスト二名を乗せ、張り切って出港するも、
からっきしの低条件。
船は流れず、ほとんどが0.0kmのままだった。

6時間も頑張ったが、本命ボウズ。
三人で釣っているというのに、キロ級のマダイすらアタらない。
こんなことは、一年で二、三度あるかないかの、
大変珍しいことだった。

ところが、その次の釣行日は、
強風だったにもかかわらず、
魚たちの食い気が高く、
リトリーブごとに、プレコンタクトがあるといった状況で、
活性の高さは、ぴか一だった。

うねりの為に船が大揺れで、
非常に釣りづらかったので、一時間で納竿したが、
準大型を二尾という、いい釣果に恵まれた。

船は、ずっと1.2kmほどで流れており、
糸はインクラインで、
強風にもかかわらず、着底もよく判った。
もし、潮ボケ気味であれば、こうはいかなかっただろう。

いい条件と魚の食い気が重なれば、
短時間で激釣となるのだが、
低条件で、食い渋れば、前回のように、
長時間粘っても、本命ボウズとなる。

目の前をタイラバが通過しても、
まったく知らん顔する日もあれば、
絶え間なくタイラバを追い掛けようとする日もある。

まことに、海は気まぐれである。
だから、面白い。


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釣果を点数化して釣りの満足度を測るのも面白い

釣果を点数化している。

大型マダイが5点。
良型が3点。
そして、中型が1点で、
準大型は4点、準良型を2点で採点している。

これは、マダイのみで、
釣果音の満足度からすると、
ヒラマサも準本命として価値付けていて、
ヒラゴが3点、ヒラマサが5点となる。

また、食味の満足感も考慮し、
根魚の1kg以上であれば、3点としている。

いずれにせよ、45cm、
あるいは1kgを超えなければ、点数には加えない。

食べない魚は点数にならない。
代表格は、エソやイラなど。

ごく稀にしか釣れないが、
90cm以上のマダイやヒラマサは、最高点の7点が付く。

そのような基準で釣果を点数化してみると、
その日の釣果が数字だけで手に取るように分かる。

二桁得点という日は、大満足だが、
月に一度あるかないか。
大ダイ二尾で10点だが、
単独釣行で二尾というのは、なかなか難しい。

大ダイの場合は、一尾で充分なので、
二時間を超えていれば、
いい条件が続いていても納竿するからだ。

高得点より、1点を取ることが毎日の課題で、
先日、本命の入れ食いとなって、
六尾釣り上げたことがあるが、
すべて中型の合計6点で大満足だったし、
0点のまま長時間が過ぎ、
もう駄目かなと思っていたら、
高級根魚の1kgが釣れて3点獲得し、
大いに満足したこともある。

ドラマティックな展開があれば、
点数以上に満足することも多い。


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プロフィール

藻岩釣三

Author:藻岩釣三
退職後、島に古民家を借りて住み、島の港に船を置かせてもらい、凪の日はいつも沖に出て実釣研究にいそしんでいる。鯛ラバとマダイ料理の研究家。

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